8月のレッスンだより

毎月のレッスンブログ

「発表会の練習の他にも…!頑張っています!!」

♫小学3年生 Nちゃん

スケールを頑張っています!

生徒のみなさんは、曲だけではなく、スケール(音階)やカデンツ(和音)など、曲を演奏する上で大事な基礎練習もしています。

決められた調のスケール、カデンツがひとと通り弾けるようになったら、みなさんの好みに合わせて次のステップに進むのですが、Nちゃんが選んでくれたのは、今までとリズムの違う少し速い『スケール』でした。

(ちなみに、他には『4オクターブのスケール』『左手のカデンツ』などがあります♪)

ある日、Nちゃんが練習していたのは、「ラ」から始まるイ長調のスケール。

イ長調は、ドとファとソに、♯が付きます。

♯が付かないハ長調から数えて、4つ目に練習するスケールです。

♯が付く音は黒鍵を弾きますので、イ長調は「ラシドレミファソラ」と7つの音を弾く間に、白鍵4つ、黒鍵を3つ弾くことになります。

でも、指は5本しかありません。この7つの音を弾くためには「指くぐり」と言って、親指をくぐらせる技を使って弾かなければならないのです…!

そして、白鍵と黒鍵を行ったり来たり…でこぼこ道になるので、最初はこれが難しいと思います。

ただ、みなさんはピアノを始めた初期の頃から練習しているのでお手のものですね^_^

しかし!スピードを上げると、普通に弾くよりもちろん難しくなります。
さらに、黒鍵は、白鍵より細くて少し高い位置にあるので、スピードが上がれば上がるほどしっかり指でつかんで弾かないとすべって落ちてしまうのです。

Nちゃんは、速く指を動かすのも、速いテンポの曲も大好き♡スケール練習でも、楽しみながら取り組んでくれています^_^

これを、なめらかに2回繰り返すことができたら合格です!!速く弾く時も、全ての音がきれいに音が聴こえることが大事です。

Nちゃん、とってもきれいに弾けたので、動画を撮らせてもらうことに♪

なんと!12回も繰り返すことができました^_^

動画を撮られる…となると、普通に弾くより緊張すると思いますが、Nちゃんは「5回繰り返す!」を目標に弾き始めてくれていたのです!

最後の方は、Nちゃんも私もどこまでできちゃうんだろ!と楽しくなっておもしろくなって、思わず笑ってしまいましたが、楽しいチャレンジを思い付いてくれたNちゃん、素晴らしかったです!!

目標を定めること、クリアできたらまた次の目標に…この繰り返しって、上達のためにとても大切なことだと思います。

できたら終わり!ではなく、次のステップに自ら向かえたNちゃんでした^_^

ちなみに、速い動きが上手くいかない時は、決して焦らないこと。

難しい時は、少しゆっくり。
ゆっくりで正解のルートを通ることがポイントです!
(指に、正解のルートを教えてあげる気持ちで弾いてみましょう♪)

 

♫小学3年生 Sちゃん・Rちゃん

楽典テスト③が終わりました!

小学3年生で、楽典テスト④に進んだ生徒さんは初めてかもしれません…!!

毎週、コツコツと頑張り続けた成果ですね^_^

SちゃんもRちゃんも、楽典の宿題はもちろんのこと音楽ノートの宿題も続けています。

楽典テストをこなしながら、音楽ノートで予習したり復習したり…と本当によく頑張りました!!

楽典テスト④からは、当然ですが、さらにレベルが上がり難しくなります。

この新しいテストを見てどんな反応をするかなぁと思っていましたが、二人の口から出たのは「やる!」「がんばるね!」という嬉しい言葉^_^

新しい事を楽しみに学ぼうとする姿勢って素敵ですね。私も刺激を受けています!

SちゃんもRちゃんも、宿題をしてこないことがありません。忙しい時、疲れている時、今日はしたくないなぁなんて日もあるでしょうが、継続して頑張れるのはすごいことだと思います。

楽典テストを始めてからの積み重ねに拍手を送りたいです!!

二人ともよく頑張りました^_^

楽典テスト③の最後の内容です↓↓

問題1と問題2は、音読み。

ドレミ…だけではなく、ハニホ…(日本語の読み方)でも書いてもらいます。
さらに、点で高さを表すことも学びました!

音には「高さ」があります。
楽譜の中でも、高さを意識する事が大事です。

ヘ音記号になると、点を付けなかったりひらがなで表記することで、低さを示します。

 

問題3は、音楽記号。

なんと読むか?どういう意味か?が分かるだけではなく、その意味を見て自分で書くことができています。

これ以外にも、たくさんの音楽記号を学びましたね!

 

問題4は、拍子記号とリズム。

拍子記号に合うように、自分でリズムを考えます。拍子記号の意味、音符、休符の形や長さが分かっているのが前提ですが、それでも自由にリズムを作るというのは案外難しいものです。

二人とも、今まで習ってきた音符や休符を使って、きれいに拍子に当てはめられています!

 

⭐️ちなみに、このリズム。
特に、付点四分音符(♩. )を2つ並べて使うリズムはなかなか思いつきませんのでびっくりしました!!

♩. は、♩. ♪ という風に、♪ とセットで出てくることが多いです。
♩. ♩. のリズムはオシャレな感じになります。

このリズムが作れるのは、♩. の長さが1.5拍だということ、2つで3拍になるということがよく分かっているからですね!

ただ、この作ったリズムを、手でたたけるかどうか??これは、また別の力が必要です。

作ってくれたリズムをたたいてもらうと…パーフェクト!!

頭でも体感でも、音符の長さが分かっているってすごいことです^_^

理論的に考えるのが得意なSちゃん。
感覚的に捉えるのが得意なRちゃん。

お互いの得意な力を認め合いながら、切磋琢磨して頑張っているのを感じます♡

誰かの頑張りは「私も頑張ろう!」という気持ちにさせてもらえますね!!

その頑張りが、また他の誰かの「頑張ろう!」につながるのだろうなぁと思います^_^

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