12月のミニブログ①「スーパーフィンガーズ」

毎月のレッスンブログ

発表会後、小学2年生のみなさんはこちらの指の練習のテキストに取り組み始めました!

以前もご紹介したことのある、「スーパーフィンガーズ」という教本です。

他の人の進み具合も分かるようにしているので、みんなも頑張ってる!と思って励みになって頑張れる生徒さん、ちょっとした競争心が生まれ、負けない!と思って頑張れる生徒さん、まだ先に大きい生徒さんたちが進んでいる!と知って追いつきたい!と頑張れる生徒さん…

何かしら刺激となるようで、積極的に楽しく取り組んでくれているのがうかがえます^_^

この本は、私の手元にあります。
みなさんにお渡しはしていないのですが、仕組みが分かれば(指の番号と始まりの音さえ分かれば)お家でも練習できちゃいます!

そんな事を期待していたら…お家で練習してきてくれた生徒さんたちが続々と^_^

「お家で弾いてきてくれたの〜!?」

と聞くと

「次の指覚えて帰った!」
「だってもう分かるもん!」
「ママと競争した!」
「パパに聴かせてあげた!」
「もっとやりたい!」

などなど、嬉しい言葉がたくさん^_^

この本を使う目的は、

①思い通りに指を動かせるようになること
②同じ速さで止まらないで指を動かせるようになること
③速いテンポで指を動かせるようになること

です。

ここで、一番大事なのは、どうしたら①②③が達成できるかを知ることだと考えています。

この本では、必ずリズム練習を挟みます。
リズム練習とは、リズムを変えて弾く練習のことです。

リズムを変えて弾くには、思い通りに指を動かすことが必要です。ただ無意識に指を動かすのではなく、自分の意思で指をコントロールするという意識を持って弾きます。
指をコントロールすることは、音色や音量を変える時にも必要ですね。

リズム練習後には、弾きやすくなっていたり、速く弾けるようになったり…と「上手になっている!!」という良い変化を、生徒さん自身が実感できています。

これが大事なことです!

そうすると、普段練習している曲の中でも積極的に使えますね^_^

リズム練習は、うまくできない時にも、速く弾きたい時にも効果抜群!

ただ「リズム練習をしてきて!」なんて言われても、重要性を感じていなかったり、面倒くさかったり、しなかったり…私自身そんな経験は何度もあります…笑。「リズム練習やらなきゃ!」と自分から初めて思えたのは、私が大学生の頃だったかもしれません…

ところが、生徒さんたちは私とは違って立派です!!

♪小学2年生のNちゃん

『うまく弾けない時』

「学校でね、こぎつね弾いたんだけど、うまく弾けないところリズム練習した!」

と教えてくれました。

「すごい!リズム練習したの!リズム練習したらどうだった?」

「できるようになった!弾けるよ?」

と!

 

リズムを変えてもテンポを一定に丁寧に弾けています!

とても上手に弾けました!!

左利きのNちゃんは、右手でメロディを弾くのはただでさえ難しいと思います。
(右利きの人は、左手でメロディを弾く時、難しい!と感じますものね(>_<))

うまく弾けないなぁと感じた時、リズム練習をしよう!と考えられるって、素晴らしい思考回路です!

そして、リズム練習をしたらうまく弾けるようになった!と実感できた、その嬉しそうな笑顔を見るかとができ、私も嬉しく思いました^_^

 

♪中学生の生徒さん

『速く弾きたい時』

レッスン以外の曲も練習しているK君。
YouTubeなどで観て気に入った曲を自分の力だけで練習していて、たまに聴かせてくれます!

弾き終わった後、

「ここが上手く弾けない」

と。

それは、とてもとても速く、指回し自体も難しいパッセージでした!

「スーパーフィンガーと一緒だよ!」

と言うと、自分でリズムを変えて練習し始めました。なるほど!できそう!と感じたようで…

翌週、とてもとても!上手になっていました!

「どんな練習したの!?すごい上手になってる!!」

と言うと、

「ひたすらリズム練習した!」

と!

さらに、他のパッセージにも応用してくれていました!

練習する時に、なにができないか?どうやったらできるか?に焦点が当てられているのでしょう。よく考えて練習ができた証拠です!

リズム練習だけではなく、他の練習方法についても、指の向きや腕の使い方になどに関しても、興味を持って素直に吸収できるK君。

これからも、益々腕が磨かれるのを楽しみにしています^_^

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