12月のレッスンだより「チャレンジ!」

毎月のレッスンブログ

「チャレンジ!」

12月最後のレッスンでは、今年最後の「チャレンジ」をしてもらいました!

事前に選んだ課題(基礎練習orクリスマス曲)を、最後のレッスンで披露してもらうことに。

練習期間は、1ヶ月にも満たないくらいです!

その間にどれくらいできるようになるか?

目標を決めるのは、自分自身です。

当日、「どう演奏したいか?」目標を言葉にしてもらいました。

目標を言葉にするって、少し難しいかな?とも思いましたが、普段から、『自分で考える』ことを意識できているみなさん、さすがでした^_^

細かい視点から大きな視点から、色々な目標が出てきたのです。

♫「準備してから弾く!」

音楽の流れが続くように、次の音を意識した目標です。練習ではいつも大事にしていることでもあります^_^
音楽の流れが途切れないための、最初の大事な意識ですね!たくさんの生徒さんが目標にしてくれました!

 

♫「準備するけど、なるべく間があかないように弾く!」

準備をしてから弾くことが定着した生徒さんたち。次は、その準備のためにあいてしまう間を縮めることを意識できました^_^
音楽の流れがもっとスムーズになりますね!

 

♫「ストップして、次の音が分かってから指を動かす」

無意識に違う音を弾いてしまう、違う指が動いてしまう。そんな時には、ストップ練習が大事です。そのまま弾き続けると「違う」が上達してしまいます!そうなる前が肝心。動かす方ではなく、動かないように指をコントロールします。

一緒に練習した事を、目標にしてくれた生徒さんも!練習の意味や、効果が分かると、自分の練習にも取り入れられますし、自分の力でどんどん上達できますね^_^

 

♫「うんうん、って待つところと、その次の音を気を付ける」

休符を意識できた言葉です。休符は、ただ休んでいるわけではなく、音がない時間を作る大事な時間。ただ、大事にしすぎているとすぐに時間が経って次の音が遅れてしまって大慌て…!みなさん経験あると思います^_^
こちらの生徒さんは、お家で弾いてる時にもよくここを間違えてたから、と話してくれました。
振り返りができているのも素晴らしいですね!

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まずは、音楽の流れが大切です。そのために、スラスラ弾けるようになるためには、どうしたらいいか?よく考えて練習できるようになったなぁと嬉しかったです!

他にも、こんな目標がありました。

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♫「最初は暗めで、次は明るい感じでひく」

音楽の中身を考えられました!これは、『赤鼻のトナカイ』を選んだ小学2年生の生徒さんの言葉。
確かに、歌詞を見ると、1番は笑い者にされているトナカイさん、2番は泣いてたトナカイさんが喜んでいる、ですものね^_^ここに着目できたのも、それを目標にできたのもとっても素敵なことだなぁと嬉しかったです!

♫「弾かないように弾く!」

脱力が意識できた言葉です。
ピアノは、指を一生懸命動かして弾いているように見えるかもしれませんが、実はそうではありません。もちろん、一本一本ばらばらに動くように練習はしますが、先のレベルでは指先の繊細なタッチの違いや、腕や身体全体も意識して音を出すことが求められます。それにより音量や音色が変わるわけです。
小学3年生にして、これを今の大きな目標として捉えられた生徒さん!素晴らしいですね^_^

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最後に…

「練習してる時は緊張しないのに、チャレンジする!ってなったらなんか緊張するー!」

こう話してくれた生徒さんがいました。

そうですよね^_^

そんな中、チャレンジし、見事に目標をクリアしたみなさんは、よくやったのです!!

「目標」を決めた上での演奏と(しかも自分で!)そうでなはない演奏とでは、心理的なプレッシャーが全く違います。

それをクリアしたこと、それをクリアするために練習を頑張ったことは、音楽的な面が上達しただけではなく、精神的な面も強くなっているはずです。

発表会など、本番のチャンスは1回です。
とても過酷ですね。他の芸術やスポーツの世界も同じでしょうが、どんなに練習を重ねてもチャンスは1回なのです。やり直しもききません。

でも、チャレンジは何回でもできます!

失敗を恐れる必要はありません。

たくさんのチャレンジを重ねて、力に変えていきましょう^_^

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今年も大変お世話になりました!
来年もステキな一年になりますように♫

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