9月のミニブログ「発表会ページ ♫小学3年生Kくん /♫小学4年生Hちゃん 」

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「発表会ページ ♫小学3年生Kくん /♫小学4年生Hちゃん 」

♫小学3年生K君

小学3年生のK君には、こんな発表会ページを見せてもらいました^_^

お母様がとても素敵に丁寧にまとめてくださっていたのです♡

これまでの発表会に向けた練習の様子や、発表会の演奏を聴いた感想がたくさん書いてあります!

『どんな風に曲を選んだか…』
『どんな風に練習したか…』
『本番の演奏はどうだったか…』
『パパやママがどんな感想を持っていたか…』

色々な思い出が詰まっていて、とてもステキだなぁと思いました^_^

パパとママが見守ってくれていること、応援してくれていること、それだけでも、K君にとってまた次に向かうための大きなエネルギーになってきたことでしょう♪

さらに、K君のパパとママは、これまでに親子連弾にチャレンジしてくださっていますので、その時の思い出もよみがえりますね。

私も、K君が、パパやママと一緒に演奏するのをとっても楽しみにしていたのを思い出します!

お母様は経験者さんでピアノがとってもお上手なので、K君の目標になっているようです^_^

上手な人と一緒に演奏すると、弾きやすいのはもちろんのこと、勉強になることがたくさんあります。

例えば、ママの音に合わせること、ママの音色と揃えること、ママの音とのバランスを考えること…

それにはまず、ママの音を聴くことが大事です。

もちろん一人で弾く時も、音を聴くのは大切な事なのですが、二人分の音を『聴く』というのは連弾ならではの要素。

ママとの連弾を通して、K君は音をよく聴けるようになったなぁと感じます^_^

反対に、ピアノ未経験のお父様との連弾は、Kくんが演奏を引っ張ってあげなければいけません。

自分が引っかかったり、間違えると、パパが困ってしまいますから、自分は完璧にしつつ、パパの音に気を配る必要があります。
(一人で弾く時とはわけが違いますね…!)

パパとの練習では『Kくんがパパに教えてあげる』という場面もあったようですが、それもとてもいい経験だったんだと思います^_^

相手の人が、どうしたらできるようになるか?考えたり、どう伝えたら分かりやすいか?と考えたり。

このやり取りも、連弾ならではですが、自分の練習にも役立つことですね!

パパとの連弾を通して、K君は考えて弾くことも身に付いてきたのではないかなと思います^_^

 

違う音を弾いた時に「あっ!」と自分で気付けるようになったK君。

『聴く』のレベルが上がった証拠です。

「こうだった!」と自分で振り返ることができるようになったK君。

『考える』のレベルが上がった証拠です。

私が弾いて音の変化や仕組みを説明した時は「あ〜!」と納得してそれをすぐに再現できるようにもなりました。

これは、『聴く』力も『考える』力も、両方使えている証拠です!!

今は、次回の発表会に向けて頑張っているK君。

難しい所が出てきても、「ムリ」「できない」といったような言葉を聞くことがありません。

「難しそう…」

と思っても、

「やってみたい!」

という言葉が返ってくるのです^_^

…振り返ってみると、以前は

「やってみる!」

だったのです…!

「やってみる!」も充分前向きな気持ちだと思うのですが、K君の「やってみたい!」という言葉からはもっともっと前向きさを感じて、嬉しいなぁと思っています^_^

「やってみたい!」

とっても力強くステキな言葉ですね⭐⭐

 

♫小学4年生Hちゃん

こちらは、小学4年生Hちゃんの発表会ページ。

初めて発表会に出た時からずっと、オリジナルのかわいらしいページを作ってくれています!

発表会後には、Hちゃんの発表会ページを見せてもらうのが楽しみになりました♡

見返すと、一番最初に発表会に出た時の事、2曲の演奏や連弾にもチャレンジした事、発表会に向けて頑張って練習した思い出が、たくさんよみがえります!

そういった、これまでのたくさんのチャレンジや頑張りは、Hちゃんの中で大きな力になっているように思います。

レッスンの中で、そう感じる嬉しい瞬間がたくさんあるのです。

先日の7月の発表会に向けて練習していた時には、

「あ!ちょっと聞きたい事があって…」
「一つ気になる事がある!」

Hちゃんの方から、お家で練習していて気になった事を伝えてくれたことが何度もありました。

それは、次の音や次の場面の繋がりに関すること、音の長さに関すること、ペダルの事など、色々ありましたが、そういった事に自分で気付くのは、弾いた音をよく聴けている証拠です。

また、頭の中でその音楽をイメージできているということ^_^

(ピアノのない所でも、指だけ動かして弾く練習ができるくらい!イメージができるHちゃんなのです♪)

そして、気になる所を取り出して練習したらもっと上手くなる!というのが、身に付いている証拠でもありますね。

さらに、もう上手くなった所でも、もっと良くなるにはどうしたらいいか一緒に考えることが増えました。

「たんたか!」とか「ここは巨人で」とか、感じた音楽を言葉で表したり、どんな音色が、どんな音量がふさわしいか?フレーズの感じ方や細かいリズムへの意識、手の使い方…などなど、最後の最後まで、妥協することなく取り組めていたと思います。

こうして、より良い演奏を目指すことができたのは、もちろんその曲が好きという気持ちも大きいと思いますが、発表会で『自分が弾くんだ!』という意識を高く持てているからこそではないかと感じます^_^

ただ、その意識が高ければ高いほど、自分にかかるプレッシャーは大きくなることでしょう。その分、大きな不安や緊張に押しつぶされそうになる事があったかもしれません。

でも、その不安も緊張も、自分を次のステップに連れていってくれる大切な感情でもあるんだなと、Hちゃんから教わったように思います。

もちろん、次のステップに進めているのは、Hちゃんが頑張ったからこそ。

『不安だから、緊張するから、やらない』ではなく『不安だけど、緊張するけど、頑張る』方を選び、頑張ることを続けてきたからこそ。

それを何度も何度も繰り返し、経験を積み重ねてきたからこそです。本当にすごいことだと思います。

Hちゃんが作っている発表会ページには、パパとママからのメッセージも貼られています。

その努力を、一番近くでずっと見守ってこられたパパとママからの言葉は、Hちゃんにとって大きな力になっていたことでしょう♡

『本番の演奏を聴いた感想』
『毎日練習を頑張っていたのを見ていたこと』
『緊張する気持ちに寄り添ってくれていること』『パパとママがどんな気持ちになったか』

嬉しい気持ちになりますね^_^

そして今回、発表会を終えたHちゃんの感想に書かれていたのは、

「たのしかったよ!」

という言葉♡♡

2回書かれていたその言葉に、私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました^_^

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