生徒さんたちの記憶力!
今月は、生徒さんたちの素晴らしい記憶力を見せていただきました!
その記憶力もさることながら、新しく学んだことを意識的に覚えようとしていたり、覚えたことを次に生かそうとしたり、そういった自主性の高さにも感心します^_^
♫年少さん Sちゃん
レッスンでやったことをよく覚えているSちゃん。
ワークでお勉強している「ドレミ」はもちろんのこと、線を書く練習をしたことや、絵描き歌もよく覚えているなぁと感じます。
ある日、音楽ノートを開くと、宿題の隣のページにチューリップが描いてありました🌷
前回、ワークの絵描き歌で出てきた「チューリップ」を覚えていて、音楽ノートにも描いてくれてきたのです!
やったこと、覚えたことを、自分からアウトプットできるってすごいことだと思います^_^
そうすると、覚えた記憶もより定着していきますね!
最近は、音符カードの「かくれんぼ」がお気に入りのSちゃん。レッスンが始まると、
と、Sちゃんの方から言ってきてくれます^_^
レッスンでやったことを覚えているのも、その中で気に入っていることがあるのも、自分からやりたい!と思えることも、素晴らしいことですね♡
♫年長さん Rちゃん
と、いつも嬉しい言葉を聞かせてくれるRちゃん。
この日は、「バイバイワルツ」という曲を、楽譜もなしで、とっても速く弾けるようになっていました!!
歌いながら弾いてみようか!と提案すると
お口もお指もぴったり合いながらこの速さ!
すごいですね^_^
なんとなく弾いているわけではなく、音も指も意識して弾く事ができた証拠です。
すると
とRちゃんの方から言ってくれました。
普段のレッスンでも、速く弾いてみたりゆっくり弾いてみたりしますが、そういう練習方法もよく覚えているんだなぁと感心しました!
いつも「やってみるね!」と何にでもトライできるRちゃん。その気持ちの向け方もとっても素晴らしいと思います♡
♫年長さん Hくん
いつも、幼稚園で歌っている歌などを耳コピして聴かせてくれることが多い、H君。
ある日のレッスンで
と聴かせてくれたのが
今回は、なんとH君が、自分で考えたメロディーでした!
お家でなんとなく弾いていてできたそうですが、それを覚えていて、聴かせてくれたのです♪
すごいですね^_^
3拍子でリズムもあってステキです!
「レ」からスタートして短調(暗く感じる調のこと)になっているのも、しっとりした雰囲気でいいですね!
すると、
なんと、次は先ほどのメロディを「ド」の音からスタートして、弾いています!
そして、さらに驚いたのが、弾き方(音色)を変えていることでした。「レ」からスタートした最初のメロディと比べて、明るく元気の良い音で弾いているのが伝わってきたのです。
「もしかして、さっきと弾き方変えた?」
と聞くと、当然のようにまた再現してくれました!
始まりの音が違うだけてもガラッと雰囲気が変わりますが、そのおもしろさをHくん自身も分かっているのはさすがの感性です。
曲には、暗く悲しい雰囲気ものと、明るく楽しい雰囲気のものがある事、そしてその雰囲気に合った音を出すこと、よく分かっているんですね。
それを自分の曲で、自分で感じて、自分で表現できるなんて素晴らしいですね♡
♫小学3年生 Sちゃん
小学生になったら、『ドレミファソラシド』以外の、音の読み方を練習していきます。
『ドレミファソラシド』は、実はイタリア語なのです。
日本では、この『ドレミファソラシド」』が定着していますが、調の名前には日本語の『はにほへといろは』を使うため、こちらの読み方も覚えてもらいます。
ちなみに、昔(私の祖母の時代)は、『ドレミファソラシド』ではなく『はにほへといろは』で歌っていたそうです!
例えば
「チューリップ」だと、
『ドレミー ドレミー』を『はにほー はにほー』
「ちょうちょ」だと、
『ソミミー ファレレー』を『とほほー へににー』
と!おもしろいですね!
この日本語の読み方「ハニホヘトイロハ」が定着したら、次はドイツ語の読み方を勉強しています。クラシック業界では、このドイツ語を使うのが一般的です。
ドイツ語では
と書き、
と読みます。
慣れてきた人は、反対からも言えるようにしています^_^
このドイツ語の読み方を、とっても早く覚えることができたのがSちゃん!
ある日のレッスンで
と教えてくれた時には「え!もう!?」とびっくりしました!
この速さですごいです!!!
私の想像を超えるスピードでした^_^
歌も上手なSちゃんはさすが、音程もバッチリです♪
この読み方を紹介したのは、前々回のレッスンでのことでした。
私がノートに書いて一緒に歌ったくらいで、覚えることを宿題にしたわけでもなかったのです…!
Sちゃんは、新しく学んだ事を自分から意識して「覚えよう!」と思ってくれたのですね。
そして実際に覚えてきてくれて、とっても嬉しかったです♡
この日は、ピアノの曲でも
と、前回決めていた所よりも先まで進めてチャレンジしてくれていたSちゃん。(しかも暗譜できていました!)
ドイツ語の読み方も、ピアノの練習も、「分かった!」「できた!」で止まることなく、その先も見据えて「やってみよう!」と取り組めるのはとても素晴らしいことだと思います^_^