ミニブログ③では、ピアノを使ったみなさんの楽しい感覚とテクニックをご紹介…!
♫小学2年の生徒さん
私が教えたわけではないのですが、移調ができます…!移調とは、調を変えることで、移調奏とは移調して弾くことです。
先日、練習していた曲のメロディをこんな風に弾いてくれたことがありました!
ドの♯からスタートし、見事に弾きこなしていてびっくり!!
元々の曲は、ソからスタートするので、ドの♯から始めると全ての音に♯が付くことになるのですが、黒鍵の並びをうまく使って弾いていることに感心しました!
また別の日のこと…
今度は、なんとラの♭からスタート!!!
黒鍵も白鍵も両方使うので、音の並びは先日のものより難しいはずです…!!
ちなみに、元のメロディは↓
元々耳が良いのですが、この場合、元の音からいくつ離れている…と考えて音を探すといったやり方ではなく、音と音の距離を感覚的に捉えることができているんだと思います。すごいです!!
他にも、自分で音を重ねてステキな響きの和音を作ってみたり、曲の最後に音を付け足してみたり…と、ピアノの鍵盤上で、音の並びを楽しむことができます!発想力豊かな生徒さんです^_^
ちなみに…
この3つの動画のメロディが、それぞれ違う音から始まってるなぁとか、低くなったなぁ、高くなったなぁ!と聴こえる人は「固定ド」という聴こえ方です。
ドはド、レはレと固定して聴こえるので「絶対音感」を持つ人はこの聴こえ方になります♪
全部同じように聴こえる!と思った人は「移動ド」という聴こえ方です。
その呼び方の通り、ドを移動させて聴くことができます。音そのものではなく、音の並びで聴こえ方が変わるので、何調でも始まりの音をドと感じる「相対音感」と呼ばれる感覚を持っていることになります♪
♫小学2年の姉妹の生徒さん
みなさんは「目かくしピアノ」というのをご存知でしょうか??
私は知らなかったのですが、最近テレビでやっているそうです。
その「目かくしピアノ」に、姉妹でチャレンジしてくれました!
おもしろいなぁと思い動画を撮らせていただくことに…!
二人の司会もかわいらしいですね^_^
それぞれの演奏中には、後ろから手を回して目を隠していることが分かるようにしてくれました!(お母様のアイディアありがとうございます!)
お家でも、そうやって弾いていたようで、その成果もバッチリ出せましたね!
「目かくしピアノ」をするには、まずは曲を覚えなければなりませんが、二人とも、以前レッスンで取り組んでいた曲を覚えるまで弾いてくれていました!!
でも、曲を覚えただけでは「目かくしピアノ」は難しいかもしれません。
もし、目で見た時の、指の動きや鍵盤の位置を目印にして弾いていたら、目かくしをするとその情報はゼロになってしまうからです…!
それに、単純に、目をつむるってこわいですよね笑。合ってるか合ってないかが見えないので、ドキドキも大きくなるかもしれません…。
目からの情報がゼロになっても、こわい気持ちがあっても、「目かくしピアノ」ができた!ということは、ただ、見ないで弾けた!のではなく、指も気持ちもぐん!とレベルが上がった!!ということではないでしょうか^_^
テレビを見てすごいなぁ!と思っただけではなく、自分たちもやってみよう♪と好奇心を持って取り組んだことがまず素敵ですね!
最初から最後まで全部間違えないで弾きたい…!と目標を持ってチャレンジできたのも偉いなぁと思いました。
二人で役割を交代しながら、応援しながら弾く様子も微笑ましかったです!
二人ともよく頑張りました^_^
♫小学2年の生徒さん
スケールもカデンツも、ピアノを弾く上で欠かせないテクニックです。
生徒のみなさんには、6つの調のスケールが終わったら3つの調のカデンツを練習してもらい、その後は、それぞれのペースに合わせて、スケールとカデンツのレベルを上げることを目標に進めています。
こちらの生徒さんが頑張っているのは、左手のカデンツ。
今では、そのカデンツを使ってメロディに伴奏を付けて弾くこともできますし、楽譜に音が書いてなくても弾けるようになってきました!
そして、その動きがとても速いのです…!
簡単そうに弾いていますが、このスピードはすごいです…!!しかも利き手ではない方の手です!!
カデンツを練習している方は、ぜひ速弾きも試してみましょう♪
さらに、スケールも頑張ってくれている彼女。
今、4オクターブを練習しています!
1オクターブが、「ドレミファソラシド」なので
4オクターブは「ドレミファソラシド×4つ」!!
ゴールは、4つ先のドになります…!
指使いが決まっているのですが、ひとつ違うと全部ずれてしまうので、音と指の組み合わせを理解すること、そして集中力が必要です。
スケールが得意な彼女は、あっという間に弾けるようになりました!
いつも上手に弾けているので動画を撮らせていただきました^_^
「次からはスピードアップしてこっか!」と言うと、再び鍵盤に手を置いた彼女。さっきよりもスピードを上げて弾き始めてくれました!!
見事に最後まで弾き切り、びっくり!!
嬉しくて、こちらも動画を撮らせてもらいました!
スピードが上がるということは、次の指はなんだっけな〜?と考える時間がなくなります。
当然、指くぐりも速くしなければなりません。
突然やってもできるのは、普段のスケールの指使いが定着しているからこそですね。集中力も高いなぁと思います。
そして、このチャレンジ精神も彼女の素晴らしいところですね^_^