7月のレッスンだより 「動画撮影にチャレンジしてくれた小学生のEちゃん」

毎月のレッスンブログ

『動画撮影』にチャレンジしてくれた生徒さん。レッスンの様子を交えてご紹介します。

先日の発表会の後すぐに、次に弾きたい曲を考えてきてくれた小学生のEちゃん。

発表会に向けて練習している時から、

「発表会終わったらね、◯◯か、◯◯やりたいな。でもね、パパとママはクラシック聴きたいんだって〜。クラシックだったら◯◯かなぁ。どうしようかなぁ。」

と、弾きたい曲がたくさんある様子…!

Eちゃんが好きな曲と、パパとママに弾いてあげたい曲とで迷っているようでした♡

 

そして、発表会後のレッスンでは…

「次はクラシックする!」

と、曲も決めて来てくれました♪

また、「難しそうだから挑戦したい」とのこと。
難しいことは避けたい…というのが当然生まれる気持ちなのに、だからこそ挑戦したいというその熱意、大変嬉しく思いました。
次の発表会までにはまだたくさん時間があったので、今回の曲は『動画撮影』を目標に頑張りました!

『動画撮影』という独特の緊張感の中、パーフェクトな演奏を披露してくれたEちゃん。

最初は、「緊張する〜」と、緊張との戦いだったものの、緊張とは戦わずに仲良くお友達になることで、クリアできました!

Eちゃんが、初めて『動画撮影』にチャレンジしてくれたのは、対面レッスンを再開した去年の6月のこと。オンラインレッスン中でも、『動画撮影』ができるレベルまで曲を仕上げてくれました。

「ここまで弾けるようになったよ」
「もうここまで覚えて弾けるよ」

と、毎回とっても頑張っていたのを思い出します。

今は、普段の教材と次回の発表会に向けて練習を頑張っているEちゃんです。

昔から、音楽の表情を聴く力がありますが、楽譜に書いてある事もよく見ていて、私が特に何も言わなくても意識して弾く事ができています。

ある日のレッスンで…
Eちゃんの演奏が、ゆったりした気持ちよさそうな情景が思い浮かぶ、曲にぴったりの音楽に聴こえてきたので、

「どうしてそんな風に弾いたの?」

と尋ねると

「のんびりと、って書いてあるから!」

と答えが返ってきました。

この「のんびりと」という言葉から、ただテンポをゆっくりするだけではなく、その先にある、言葉に含まれた情景を、曲に添えられた物語や挿絵から読み取り、また音楽の表情をとても素敵に感じ取れているなぁと思い感動しました。

感じ取ったものを表現するには、テクニックが必要ですし、曲のレベルが上がればその分、練習も難しくなっていきます。

想像力豊かなEちゃんとのレッスンでは、音の動きを考えて体を動かしたり、会話の中で生まれるEちゃんの言葉やアイディアを練習に活用することも多いです。

 

感じる事、想像する事、考える事…
いつも楽しみながら取り組んでくれるEちゃん。

益々豊かな表現に繋がっていくことと思います。
今後の演奏も楽しみです!

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