6月のミニブログ②「Ensemble Concert 」に向けて出演者のみなさんが頑張ってきたこと♫(後半)*小5

毎月のレッスンブログ

♫R.Wちゃん(小5)

《MC》

オープニングと4部、リレー連弾前の長いMCを担当してくれたRちゃん😊

Rちゃんも、以前、MC付きのコンサートに出てもらったことがありますが、きれいな通る声でたくさん練習してくれて、とっても上手だったのを覚えています。今回リレー連弾には出ないということだったので、MCをお願いしよう!と密かに思っていたのです👍

そもそも、発表会には出たくないなぁというタイプなので、今回、出る!と決めてくれただけでも嬉しいチャレンジです☺️

MCの練習は、レッスン内で欠かさず行なってくれました!

偉いなと思ったのが、自分で書き込んでいた事です。読む練習をしながら、読みにくい所、間違えやすい所があると「ちょっと待って!」と、印を付けていくのです😊

これも、「自分がやる!」という気持ちの表れだなと思います。とっても嬉しく思いました♡

《演奏&レッスンで…》

演奏は、「パート・オブ・ユア・ワールド」。
従姉妹のお姉さんからのリクエストだったそうです☺️リクエストにお応えしよう!と思ったのもステキな事ですね♡

Rちゃんは、今回、「練習」のレベルがとっても上がりました!お家でも「いい練習」ができていたのです!!

ある日のレッスンで、今まで引っかかっていた所が全てなくなり、さらに、音楽のそれぞれの場面に合った音で、パーフェクトに弾けた事がありました✨

間違えたり、引っかかった時に、そのまますぐに弾き直して先へ進むと、「間違えた→止まった→弾き直した」という動きが練習された事になってしまいます。もし、これを繰り返し弾いたとしたら…この間違えた動きがどんどん上手になるわけです…!!

頭で「分かっている」箇所ほど、そうなりやすいという一面もあります。(すぐに弾き直せるわけですからね!)

なので、「間違えている動き」が定着している場合は、そのサイクルを切断する必要があります。「間違えたら、一回止まって、少し前に戻って、弾き直す」わけです。

(声かけも効果抜群です!「今のは無し無し〜!」とか「リセット!」とか!)

Rちゃんは、お家でも「間違えたら一回止まって、少し前に戻って弾き直す」練習をしたんだそうです😭

そういう練習が繰り返されると、「間違えないで弾ける」ことが定着していきます!自信にも繋がりますね👍

「音楽の場面に合った表現をする」ことも、大事に考えて練習できたRちゃん。

優しく弾く場面、情熱的に弾く場面、曲の終わり…音の雰囲気を変えることを練習していました。

それに気付いたお母様が、

「上手だったよ〜!前(の曲)は元気よく弾いてたけど、すごいきれいな音で感動しちゃった〜」

とRちゃんに声をかけてくださった事もありました。音の変化に気付いてもらえるって、とっても嬉しい事だと思います♡

どんな練習がいいのか?をちゃんと理解し、音楽を表現することにも、素直に一生懸命取り組んだRちゃん。

もう一つ。「音を歌いながら弾くといいよ!」というアドバイスも。

すると本番。隣で口ずさみながら弾くRちゃん!感激しました!

そして本番を終えたRちゃんは、

「先生、間違えないで弾けた!」

と、報告してくれたのです😊

Rちゃんが「自分がやる!」と意識を持って素直に練習に取り組み続けたからですね。

ただ、どんなに頑張ってたとしても、本番で納得できる演奏ができるか、そうでないかは、誰にも分かりません。もちろん、そういう演奏ができるために、練習を頑張るわけですが、本番で絶対成功する!という保証はありません。

しかし、そういう中でも、本番に向けて「一生懸命練習を続けてできた事」がまた素晴らしいことなのです👍

それは、絶対に自身の力となり、次に繋がりますからね😊よく頑張りました♥️

 

♫H.Tちゃん(小5)

《MC》

オープニングと4部の長いMCを担当してくれたHちゃん。Hちゃんは、放送委員になったそうで、MCも喜んで引き受けてくれました😊

仮の台本を渡した翌週には、「ちょっと聞きたいことがあって…!」と、読み方の確認をしたいと言ってくれたHちゃん。

「ママに読み方を聞いて練習したんだけど、この2つがどう読むかわかんなくて」

Hちゃんに渡した台本を見ると、イントネーションを表す矢印がたくさん書き込まれてあったのです😭

練習してきてくれたんだなぁと、Hちゃんの「自分がやるんだ!」という想い、責任感の強さを頼もしく感じました✨

本番も、Hちゃんのかわいらしく聞き取りやすい声、タイミングもバッチリで、頼もしかったです☺️

《演奏&レッスンで…》

そんなHちゃんとは、「SBY」を演奏しました😊Hちゃんが大好きな、SnowManの歌です。私も最近SnowManに大ハマりし、この歌も大好きだったので、Hちゃんと一緒に弾けるのが楽しみでした♡

Hちゃんも、発表会やコンサートはどちらかというと出たくないタイプです。(私も同じタイプ!)
なのに!これまでの本番もずっと頑張り続けてくれていること、本当に尊敬しています

Hちゃんに6月のコンサートの相談をした時は、一旦お家で考えてくるかな?と想像していました。大きな事を決断するには、時間が必要ですからね!

でも、Hちゃんは、その場で、自分で、どうしようかな…と考え始めたのです。

6月もしくは、12月の発表会に向けて頑張る選択もありました。練習期間や、人数、演奏する曲…思い浮かべた項目を比べていました。

気持ちとしては、そりゃ出たくないに決まってるんです。私も人前に出るのが苦手で、発表会も一人で弾くことが好きではなかったので、そういう気持ち、痛いほど分かります。

でも、Hちゃんは、そんな「気持ち」は脇に置いて、現実的にどうするのがいいかな…と、冷静に考えていたのです。感心しました。

「ママと相談してきてもいいんだよ」と声をかけると

「いや、自分で決める」

と。感激しました。

大きな事を決断するには、時間だけでなく勇気も必要です。Hちゃんは、誰にも甘えず頼らず、その勇気を自分から振り絞って自分で決断したのです。

6月の方に出る!と言ってくれたHちゃんの言葉、とっても嬉しかったです☺️

 

アンサンブル力がとっても高いHちゃん。息を合わせて弾くのはお手のもの!私のタイミングに合わせてもらう所も驚くほど「ピタリ!」と合わせてくれます👍

レッスンの最後に、

「他に何か気になる事ある?」

と聞いたことがありました。

「大丈夫!あとは、ちょっとリズムが遅れるところがあるから練習してくるね!」

すると翌週、細かいリズムのズレが全部直っていました!!

自分で、何をすべきかがよく分かっているってすごい事です。直っているということはいい練習ができた証拠!私は何も言っていないので、自分の力でそれができたのです👏

その日はさらに、「あ、そうだ!ここ、どっちの弾き方がいいと思う?」と、Hちゃんから弾き方について質問がありました!Hちゃんが提案してくれた2つのパターン(繋げて弾くか、切って弾くか)をどちらも試して、「こっちがいいね!」と二人で選んだのですが、そういう相談をしながら練習するのも、連弾の楽しいところですね😊

「好きなところがある!」

と教えてくれた時も、嬉しく思いました☺️

私は気付いてなかったのですが笑、
Hちゃんの一音と、私の一音だけが、同じタイミングで「ポン!」と鳴らすところがあり、そのハーモニーがとてもステキだったのです!

弾きながら

「ここ!」

と教えてくれた時、そのステキな瞬間を知ってハッとしました♥️

幼稚園の頃からよくピンポイントで、「ここが好き!」と言っていたHちゃん。
そのステキな感性をずっとずっと持ち続けているんだなぁと感慨深かったです。

他にも、具体的なイメージをたくさん共有したり、Hちゃんが絵を書き込んでくれたので、私も楽しみいっぱいに!本番の演奏に臨むことができました。Hちゃんの高い、集中力も素晴らしかったです。パーフェクトでした☺️

《リレー連弾》

リレー連弾では、「チョップスティックス」でピアノと【グロッケン】を頑張ってくれたHちゃん。

当日、「初めまして」のお友達と入れ替わったり、グロッケンのバチを受け渡したり…と、大忙しに演奏することになるのですが、その動きを事前に説明した時には「分かった!」「OK!できそう!」と、とっても前向きに取り組んでくれました☺️

みんなで練習するのは当日の朝2回だけ!という中、リハーサルでも本番でも高い集中力を保って演奏できていてさすがでした😊グロッケンの音も響きが良くキレイでしたね✨

Tちゃんとピアノのメロディーを交代する場面では、邪魔にならないよう、でも早く交代できるように足を一歩踏み出して待っていたHちゃん。Hちゃんが交代しやすいように、身体を半分よけて弾いてくれていたTちゃん。二人の優しさにぐっときました😭

グロッケンのバチを、Wちゃん→Tちゃん→Hちゃんと受け渡す場面も、大好きです♡

コンサート後は、「楽しかった!」という言葉が聞けて、嬉しい気持ちでいっぱいになりました☺️

今回のコンサートへのチャレンジ!も、演奏も、素晴らしかったです👏

 

♫W.Sちゃん(小5)

《演奏&レッスンで…》

Wちゃんは最多出演でした✨
全部で6曲!3月のミニコンサートを終えて約2ヶ月の間に、本当によく頑張りましたね😊

他の習い事の後で疲れている日もあったでしょうが、そんな事は全く口にしないWちゃん。いつもどんな時でも一生懸命取り組む頑張り屋さんです。小さい頃からずっと変わらないその姿勢、尊敬しています☺️

連弾では、メロディーパートも、伴奏パートもどちらも担当してくれました!

メロディーパートは、親戚のお姉さんとの「Summer 」と、私との「エレクトリカルパレード」での演奏。

練習では、イメージを膨らませて取り組むことができました。

「Summer」では、季節や時間帯、何をしているところか?何を想っているところか?メロディーの印象やハーモニーの印象から想像します。

想像したものが、音の動きと合っているかな?合っているならどんな風に弾くと表現できるかな?と、短い練習期間の中でも、深く深く取り組むことができました😊

「エレクトリカルパレード」も、同じように、どんな場面か?ディズニーのキャラクターを登場させながら♪具体的なイメージを持って、共有して練習するのですが、実際に演奏した音がイメージとピッタリだと、ワクワクがより大きくなります☺️

他にも、ピアノじゃない楽器だったら?何の楽器の音が合うかな?と、音のイメージも追求できました!

そして、この曲の有名なメインテーマ「タッタララッタッ…」の有名なメロディですが、これがまたピアニスト泣かせのテクニック満載!

軽快なリズムを表現するために、スラーとスタッカートのメリハリを効かせながら弾きますが、何と言っても動きが速いので、その速さでもブレずに動かせる5本の指の独立、均一性が求められます。

リズム練習、スタッカート練習、手前にひっかけて弾く練習、歌いながら弾く練習…

ちなみに、継続していると、指の動きが上達するのはもちろんなのですが、耳で「聴く力」も養われます。少しの違いに気付く事、修正する事においても「聴く力」はとっても重要なのです!

いろんな練習法を地道に頑張ることができたWちゃん。それも、「自分がやるんだ!」という意識が高いからこそですね😊また、「何のためにこの練習をしているか?」を理解しているから、受け身にならず積極的に取り組めるのかな!とも思います。

様々な練習を通して、また一回りレベルアップしたWちゃんでした👏

伴奏パートは、妹のSちゃんとの、「山の音楽家」と「ハイ・ホー」そして、リレー連弾」の「カタツムリ」の演奏。

素敵だなと思うのは、どの曲も、Sちゃんのリズムをよく聞いて、合わせよう!とする優しさに溢れているところ♡

練習では、自分の事に一生懸命取り組めるのはもちろんのこと、周りを見て行動できるWちゃんに感心しました。

妹のSちゃんと一緒に、連弾を練習している時のこと。

Sちゃんが少し間違えた時に、(Sちゃん自身ですぐに弾き直したので音楽は続いたのですが!)演奏後にこんな言葉が聞こえてきました。

「Sちゃ〜ん!がんばったね!」
「Sちゃん、アレンジできてたんだよ!」

Sちゃんの「まちがえちゃった!」「くやしい!」という気持ちを和らげるような優しい声かけ♡

間違えても頑張った事を認める、弾き直したことで元のメロディーとちょっと変わってしまった事を「アレンジ」したんだよ!とポジティブな言葉に変換して伝える。なんて寄り添った言葉だろう!と思いました☺️

《リレー連弾&レッスンで…》

Wちゃんは、「ラデツキー」の前奏とメロディーと伴奏に童謡のメロディー、打楽器は【カスタネット】と【グロッケン】を担当してくれました!

リレー連弾では、ピアノを演奏したらその場所を離れ、自分の選んだ打楽器を取って鳴らし、またピアノの出番が来たら打楽器を置いてピアノの前へ…

こんな動きを何回も繰り返すことになります!

動きを覚えるのも大変です😣(が、本当にみなさんびっくりするくらいよく覚えてくださいました✨)

リレー連弾の練習中には、こんな事もありました。

Wちゃんが伴奏で、Sちゃんがメロディーを弾く場面。Wちゃんが先に演奏しているところに、Sちゃんがやってきて、一緒に弾くという段取りです。

Wちゃんは、Sちゃんがピアノを弾く番がくるほんの少し前に、Sちゃんの最初の音の場所を、指でとんとん!と示してあげていました。

自分の演奏中にも関わらずです!

(ここだよ!)というのが伝わるので、安心してピアノに向かえるだろうなぁと感激しました😭(どこだろう…!)と不安なまま出番を待つのとは、気持ちが全然違うと思います。

Wちゃんがピアノ、Sちゃんが打楽器、と、お互い別々の場所にいる時でも、Sちゃんの様子を気にかけて練習してくれていました。(打楽器を振る素振りを見せたり…と!)

そのお陰もあり、Sちゃんも、しっかり動きを覚えて自信を持って演奏に臨めていたと思います😊

Wちゃんの優しいフォローに、私も心温まりました☺️

Wちゃんはもう一つのリレー連弾「チョップスティックス」も頑張りました!

ピアノのメロディーパートも、グロッケンもトップバッターでしたが、抑揚のある動きをたった2つの音しかないにも関わらず、音量の変化が見事でした✨お陰で、後から続く音楽がさらに盛り上がったと思います!Wちゃんは特に練習期間も短い中、そして当日の2回の合わせだけとは思えないチームプレーで、私も楽しかったです☺️

ちなみに、みなさんには台本の表紙の色を自由に選んでもらったのですが、「チョップスティックス」メンバーはみんな黄色!🌼「運命だ〜!」とWちゃん😊ほんと、3人は一緒に演奏する運命だったのかもしれません♡

《MC》

MCも影アナも、落ち着いていて明るくハキハキとしていて✨とっても上手でした😊
快く引き受けてくれ、段取りもすぐ理解して、とてもとても助かりました!(段取りに関しては、妹のSちゃんの分も頭に入れてくれてたので本当にありがたかったです!!)

コンサート後、今までの発表会の中で一番楽しめた!と教えてくれたWちゃん。私にとっても「楽しい!」が音楽の原点!とってもとっても嬉しい言葉でした♥️

 

♫T.Uちゃん(小5)

《MC》

Tちゃんは、何をお願いしても「うん!いいよ〜!」「やりたい〜!」と優しい笑顔で快く引き受けてくれたのが、とっても印象深いです☺️

「自分がやるんだ!」という姿もあちこちで見られました✨

本番の舞台袖では、分からない事を質問したり、事前に確認する!という自主的な姿勢も見られたのです。

Tちゃんには、コンサートのエンディングで、ワイヤレスマイクを持って舞台に出てくることをお願いしていたので、そのマイクが置いてある場所と、喋る時にスイッチをONにする事、を前もって伝えました。

すると、その後別のタイミングで、Tちゃんは、実際マイクを手に取って、ON.OFFのスイッチを確認してくれていたのです!

最近のマイクは進化しているんですね…!(マイクの持つところにディスプレイがついていました😳)ONからOFFにした時、しばらくディスプレイの明かりが点くので、その明かりではON.OFFの判断がつかないのです…

それが分かったのも、事前に確認してくれたTちゃんのお陰!何事も、実際やってみるべきですね、Tちゃんのの行動から教わりました👏

本番で、そのマイクを使って話す時には

「軽くぽんぽんって(ONになってれるか確認)してから喋り始めた!」

と後で聞いたのですが、「事前に確認」が本当にしっかりしていて、感激でした☺️見習いたいです…!!

《演奏&レッスンで…》

そういえば、他にもTちゃんの「事前に確認」がありました…!

演奏出番前の舞台袖で、

「1.2.3.4、で始めるんだよね😊」

と確認してくれたのです!

実は最後のレッスンで、演奏を始める時のカウントを変更し、色々試した結果「1.2.3.4」のテンポを感じてから始めるのがいいね!ということになり…「1.2.3.4」を言うことに決めたのでした。

それを、Tちゃんの方から確認してくれたのです😭

お陰で、私もうっかりすることなく笑、テンポもリズムもぴったり!に演奏スタートできました☺️(ありがとう♡)

Tちゃんとの連弾は「百花繚乱」。
演奏曲が決まってから、毎日毎日練習を続けていたTちゃんは、みるみる上達しました✨

昔から、頭をちゃんと使って練習するのが得意ですが、今回もその力を発揮していい練習ができていたなと思います。

レッスンの最後に、大事なポイントを復習すると「うん!わかった!お家で練習してくるね〜!」と言っていましたが、いつも有言実行でした☺️

上達してもしても、そのレベルで満足しなかった事も、すごい所の一つ。

連弾の中に、Tちゃんの伴奏パートを作ることを提案した時も、ソロパートを作ることを提案した時も、「やってみたい!」と積極的に取り組むことができました😊

上達すればするほど、そういった私からの提案、音の追加、奏法のブラッシュアップ…とやる事は増える一方です!

それを、全て受け取って「やってみる!」と練習に励んでくれたTちゃん、素晴らしかったです☺️

特に、フレーズの抑揚を感じて、それを音に込めて弾く…という部分に、Tちゃんの気持ちが感じられ、素敵だなと思いました✨指先だけではなく、手だけではなく、身体全体で演奏できるようになっているのも、嬉しい成果です👏

もう一つ、嬉しいことがありました。

一緒に弾いている時、「あ、先週練習してできてた弾き方が元に戻ってるかもなぁ…」と思った次の瞬間、Tちゃんが弾き方を変えたのです!!

弾いている最中に自分で「あっ!」と気付いてすぐに変えられるなんて…!すごいです!!

それも、自分の音と相手の音をよく聴いているからこそ、ですね😊そして、私もTちゃんも、言葉を使うことなく「音」でコミュニケーションを取ったわけです!これも、連弾の醍醐味ですね♡

《リレー連弾》

実は「チョップスティックス」をリレー連弾にできたのも、Tちゃんのお陰なんです。

「チョップスティックス」を気に入って伴奏パートも、自主的に練習してきてくれていたTちゃん☺️

「コンサートでもやりたい!」と提案してくれていたので、Tちゃんがメロディーも伴奏も弾けるということは…私と入れ替わって二人でリレー連弾もできるね!?と話していました♪

その後、もう一人「チョップスティックス」を気に入って、グロッケン練習も頑張っていたのがHちゃん。二人は、お友達同士ではなかったものの、みんなでできたらいいかも…!という気持ちが沸き起こり、Tちゃんの大の仲良しWちゃんを誘って、私含めた4人でのリレー連弾となったのです。

音楽のバトンは、Wちゃん→Tちゃん→Hちゃんへと引き継がれます。

一番すぐ交代しないといけない場面が、Tちゃん→Hちゃんとピアノのメロディを交代する瞬間。

足を一歩前に出して交代の準備をしつつ、Tちゃんの邪魔にならないよう待機しているHちゃん。身体を少し斜めにして、Hちゃんが入りやすいようにスペースを空けてくれるTちゃん。「初めまして」でもお互いに思いやりをもって演奏していたのを見て、なんて優しい世界だろうと思いました😭

「ラデツキー行進曲」では、「ラデツキー」のメロディーと童謡、打楽器は【すず】と【グロッケン】を担当、【すず】は、鳴らしながら演奏してくれたTちゃんです😊

リレー連弾は立奏なので、背が伸びたTちゃんにとっては、少し弾きにくいかもしれないなぁとふと思ったのですが、私がそれに気付いた時、Tちゃんはすでに、少し足を曲げて自分で弾きやすいように調整していました😆

何から何まで、事前の準備ができていてさすがでした♥️

 

♫S.Mちゃん(小5)

Sちゃんは、これまでの発表会&コンサートに、全て出演してくださっています😊本当にすごいことだと思います✨

特に、昨年度の3回。3回目は3月でしたので、今回の6月まで期間がとっても短かったのですが、本当によく頑張りました👏

特に、リレー連弾は2ヶ月で覚えてくれて、さすがです!!

《リレー連弾》

実は、今回リレー連弾をやってみようかな〜と思ったのは、Sちゃんの言葉がきっかけでした。

「『リレー連弾』やってみたい!」

と何かの会話の中で、そんな話が出たのです。ちょうど、テレビ番組の企画で「リレー連弾」をやっていた頃だと思います。

それから、ずっとSちゃんの言葉が心に残っていて、今回のコンサートを考えたのでした😊
リレー連弾、私も大好きなのですが、生徒さん達にやってもらうのは数十年ぶり…!練習期間もリハの時間も少ない中で、どれくらいの事ができるかな?と試行錯誤しながらでしたが、上手くできたのも、みなさんの頑張り&協力のおかげです✨

そして、きっかけをくれたSちゃんに感謝です☺️

「トルコ行進曲」のメロディーと、【ギロ】【グロッケン】を担当してくれたSちゃん。
【ギロ】は、おもしろい鳴らし方を発明していましたね😆音楽を楽しんでいる様子、嬉しく思いました😊

【ギロ】はSちゃん→Aちゃんに、【グロッケン】は、Aちゃん→Sちゃんに受け渡すタイミングがあったのですが、気付いたら二人とも完璧にこなせていて、本当にすごかったです!びっくりしました笑!
当日朝のリハのみの練習とは思えない、素晴らしい動きでした☺️

普段の練習から、「自分がやるんだ!」と意識高くできてたんだなぁと改めて思いました✨

《演奏&レッスンで…》

Sちゃんは『くるみわり人形』の中から、3曲演奏しました!「あし笛の踊り」「花のワルツ」は連弾で、「金平糖の踊り」をグロッケン&ピアノです。

3月に出演くださったミニコンサートでは、さらに2曲、全部で6曲演奏したSちゃんなので、「練習期間2か月しかないけどSちゃんならできる!」と思い、3月に弾いた時よりも新しく音を追加して、演奏してもらいました。

一度完成させたものに、音を加えるのは、指使いが変わってしまうなど、結構混乱することなのですが、ほぼ、その場で覚えてしまうくらい!吸収力も対応力もすごかったです。

Sちゃんの得意な、頭を使って考えて練習する力が生かされていたと思います😊

「あし笛の踊り」では、特に、リズムの出し方や速いパッセージを頑張ったSちゃん。前回も、リズムの表現が上手になったなぁと感じることがたくさんあったのですが、隣で一緒に弾くことで、Sちゃんのリズム感をより感じることができ、とても楽しかったです♡

どっちの伴奏がいいかなぁ?と私自身がなんとなく迷っていた部分がありました。

そんな時、たまたま姉妹のRちゃんがレッスン室にいて演奏を聴いてくれていたので、「いい機会かも!」と思い、二人共に相談してみました。

一緒に演奏するSちゃん、お客さんとしてのRちゃんに聞いてみようと思ったのです😊

どこの部分、とは言わず、両方のパターンを聴いてもらいました。すると、

「こっちの方がいい!」

と、二人とも即答!😆
二人に相談して良かったです☺️

「花のワルツ」は、流れるようなパッセージ。なのに、白鍵と黒鍵を行き来するのでレガートで演奏するのが難しいです。

(よく考えると、その前にまず、音の並びを覚えるのが難しいはずなのに!Sちゃんすぐに覚えていました…さすが!👏)

今回Sちゃんは、この『レガート』を一番練習したかもしれません!これは、でこぼこ道をなめらかに歩くようなものなので、それぞれの指の独立とコントロールする力が不可欠です。何度も何度も練習し、そして、ある瞬間に何かを掴んだSちゃん!とってもなめらかに弾くことができました😊

グロッケンで演奏した「金平糖の踊り」は、Sちゃんもお気に入りの曲♡私も、グロッケンとピアノだけで演奏したのは初めてかもしれません!(音の相性もいいですね!)
左右の手を交互に使うのも上手で、不思議な音程の和音もよく覚えました👏

《MC》

1部と4部のMC、影アナを担当してくれたSちゃん😊Sちゃんも快く引き受けてくださり、とっても助かりました!

優しく落ち着いた口調、素敵でした♡レッスンでも「練習したい!」と頑張ってくれていましたね✨

1部のMCでは、素敵だなぁと思うことがありました。姉妹のRちゃんと5曲分を担当してもらったので、曲紹介をして、その曲の演奏が終わったら、また舞台に出て曲紹介をする…という流れだったのですが、Sちゃんは、本番を終えて舞台袖に戻ってくる演奏者に向けて、いつも拍手をしてくれていたのです👏

後で、「拍手してくれてたの素敵だったよ〜嬉しかったと思うよ〜!」と言うと、「え〜!テレビとかでもやってるから普通のことだと思ってた😊!」とSちゃん☺️それを自分に投影できるなんて素敵だと思います♡

本番後、必ず、本番を終えた感想を書いてきてくれています♥️ご家族の皆さんからのメッセージも、今回は台本に貼ってきてくれました☺️練習も毎日頑張って、全部埋まったチェックシートも嬉しいです😊

 

♫R.Mちゃん(小5)

Rちゃんは、姉妹のSちゃんが出演してくださった「ミニコンサート」のお手伝いで、物語を読むというのを担当してくれました😊
よくとおる声でいつも素敵に読んでくれるので、今回も楽しみにしていました☺️

《MC》

Rちゃんには、1部と4部のMC、影アナをお願いしました😊
レッスンで練習している時、「会場って広い?」と聞かれたので「去年の発表会と同じ場所だからミニコンサートの時より広いよ〜」と、答えると、「じゃあ大きい声で読まないとだね」とRちゃん。場所をイメージして、じゃあどうするか?と考えてくれたことに感激でした☺️

RちゃんのMCには、「私がピアノを弾き終わったら読み始める!」というタイミングが2回ありました。台本を渡した時に説明したくらいでしたが、段取りも流れもすぐに理解してくれて、当日もばっちり👏もし困ってそうだったら、私がRちゃんの方を見てアイコンタクトでどうにかなるかなと考えていましたが、そんな必要も全くなく。とっても頼もしかったです✨

Rちゃんにお願いしていた最後の言葉。「…これで、アンサンブルコンサートを終わります!」の「終わります!」の言い方も大好きです♡コンサートの締めくくりらしいとっても素敵な言い方でした☺️

影アナも、私が気付いた時にはもうスタンバイしてくれていたRちゃん。

舞台上でも、舞台裏でも、自分の役割をしっかり把握して、役目を果たしてくれて、とっても助かりました♡

《演奏&レッスンで…》

元々、レッスンで「天国と地獄」を練習していたRちゃん。気に入って弾いてくれていたので、これを連弾にしようか!?ということでコンサート用に練習していくことになりました!

初めて、私が伴奏を付けて一緒に弾いた日のこと。

当然ですが、音が倍に増えますので、いつも弾いている感じとは変わりますが、Rちゃんはそれに惑わされることもなく、ニコニコしながら弾いていました!

途中で、少し伴奏のリズムを変えてみました。すると、Rちゃんはすぐに私の方を向いて「ニコッ😊」とするのです!(ちなみにその間、指も鍵盤も見ずに演奏を続けています!)きっと、そのリズムの変化を、おもしろい!と感じてくれたんだと思いますが、なんだか音で会話をしている感じがして、とっても嬉しかったのを覚えています☺️

他にも、強弱の変化に気付いた時や、ペダルの響きが加わった時にも、同じようにすぐに気付いて「ニコッ😊」としてくれました♡

いつも、心でも身体全体でも音楽を感じながら弾いているRちゃん。隣で弾くと、音楽を感じるその気持ちがもっともっと伝わってきて、とっても楽しかったです♡反対に、私の音や弾き方も、Rちゃんはよく聴いてくれていたなと思います☺️

Rちゃんが上手になればなるほど、私はRちゃんの音を追加していきました!「え!まだあるの!」と思ったかもしれませんが笑、その度に、全部受け入れて吸収して頑張ってくれたRちゃん。

16部音符の速い動き(連続7回!)や、両手の下降スケールなど、一見難しそう!と思うことにも、

「わかった!」
「ちょっとやってみる!」

と取り組めたり、

間違えて変な音になった時は、その変な音をおもしろがって「ふふふ!」と笑って楽しく捉えることができていたり、

「あー、今こっち弾いちゃった!ほんとはこっちなのに!」

と自分で振り返りができていたり。

前向きな姿勢、とっても嬉しかったです!
また、レッスン中にもレッスンの最後にも、その日初めて習ったことをもう一度自ら復習する!という姿も、何度も見られました。

「自分がやるんだ!」という気持ちがあるからこそですね😊インプットしたことを、すぐにアウトプットする!というのは、とっても大事です。その習慣が身に付いているのも、Rちゃんの素敵なところです👍

そして、一度覚えたら忘れないのも、Rちゃんの強み。今回は、色々なフレーズを練習して、それらを後から繋げることになったのですが、その順番を覚えたのも早かったです!感覚的な力が強いRちゃんですが、頭の中で音楽がよく整理されているなぁと感心しました☺️私の方が、順番間違えていました笑。

練習法も定着し続けています。上手にできた時には私が何も言わなくても、

「分かってるよ、3回ね!」

と自分から進んで『上手にできたのを3回弾く』練習を実践したり。

メトロノーム練習をした翌週には、

「あれ(メトロノーム)でやんないの?」

とRちゃんの方から言ってきてくれたり。

自覚を持って、練習に取り組めていて嬉しかったです😊

 

《リレー連弾》

「トルコ行進曲」のメロディーと、【グロッケン】【クラベス】を担当してくれました😊
ここでも、Rちゃんの吸収力にはとっても助けられました!「もう分かったの?!」というくらい笑、もう身体の動きで覚えてしまっているような感じで、さすがだなぁと感心する日々でした!

特に、【グロッケン】を気に入ってくれたのも嬉しかったです!私もこの音が大好きで、みなさんのお陰でたくさんのグロッケンの音が聴けて幸せでした♡

姉妹のSちゃんとの練習も、何度も楽しそうに取り組んでくれましたね😊1回練習した後には「もう1回やりたーい!」と。本番、見事な演奏だったのもそのお陰ですね♥️

Rちゃんも、本番後に必ず感想を書いてきてくれています!ご家族のみなさんからのメッセージも♥️次の本番に向けても、もっと大きくなって見返した時にも、励みになるだろうなぁと思います☺️

練習を毎日頑張ったのも嬉しかったです😊

今回のコンサートに向けて練習している中で、一番ほっとして胸を撫で下ろした瞬間がありました♡それは、SちゃんとRちゃんの通う小学校の運動会の予備日が、変更になった!と聞いた時…

実は、予備日とコンサートの日がかぶってしまっていて、もし雨で運動会が延期になったらコンサートに出られない…!という状況だったのです😣

そうなったら残念でしょうがないのですが😭そんな状況でも、コンサート参加に向けて頑張る!と決めてくださったこと、とっても嬉しく感謝しています☺️

そして、雨さえ降らなければ…!と運動会が無事に行われることを祈る…のみだったところに…

「予備日が変更になったんです!」

と!こんなことあるんですね☺️

晴れる!と信じていましたが、変更になった奇跡、本当に本当にありがたかったです♥️

 

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