7月のミニブログ②

毎月のレッスンブログ

普段のレッスンも楽典も頑張っています!小学1年生Iちゃん/小学4年生Yちゃん

♫小学1年生Iちゃん

お教室に通っていただいている生徒さんの妹さんが、ピアノを始められました^_^

お姉さんのAちゃんは、妹さんがピアノを始める前から、

「何の本使う?」
「妹は『きらきら星』が好きだよ!』

と、妹さんがピアノを始めるのを楽しみにしている様子でした♡

妹のIちゃんは、まだ始めて約4ヶ月なのですが、どんどん上達されており、ピアノだけではなく、楽典のお勉強もよく頑張ってくれています。

お姉さんが頑張っているのを、お家でもよく見ていたからかもしれませんね^_^

そんなIちゃん、先日、楽典テスト(プレ①)が終わりました!

とっても早いペースです!!

それもそのはず。

Iちゃんは、毎回、楽典テストのプリントを2枚持って帰ってくれていたのです!

他に音楽ノートの宿題もあるので、そのうち大変になるかなぁと思っていたのですが、いつも「2枚やる!」と^_^

感心するのが、いつ見ても、とってもていねいに書いてあることです。

ていねいにできるというのは、そこにちゃんと心が向けられている証なので、とてもステキなことですね♡

さらに、Iちゃんからは、書く時だけではなく、弾くのも、歌うのも、何をしている時も、ていねいさを感じます。

「ていねいさ」は練習の中でも、とても大事な要素です!

Iちゃんは、

ていねいに音を読む
ていねいに鍵盤に指を置く
ていねいに弾く

ということが、とてもよくできています。

ちなみに、ピアノを弾く時には、

目(音を見て)
口(歌って)
指(鍵盤に置いて、弾いて)
耳(弾いた音を聴く)

とたくさんの動きをほぼ同時に行なっているので、そこにさらに「ていねいに」と心を向けるのは、意外と難しいことなのです。

でもそこが重要なポイント!

もし「ていねい」がなくなってしまうと

音の読み間違いが多くなってしまう
違う鍵盤に指を置いてしまう
いい音じゃなくなってしまう

ということになりますから、「ていねい」な方がいいですね!

もちろん、音の読み間違いも、違う鍵盤に指を置いてしまってることも、違う音を弾いてしまうことも、誰もが絶対に経験すること。

その経験を経て、上手になっていくので、そうなることがあっていいし、あるに決まっているのですが、もし、これらの事を最初からなるべく少なくしたいな…!と思ったら「ていねい」を心がけるといいです^_^

ピアノの練習の中で、初めてIちゃんの「ていねいさ」を感じたのはリズム練習をしている時でした。

「たん」とか「たーあん」とか、音の長さを声に出していいながら、リズムをたたくのですが、「たーあん」のリズムの時に、Iちゃんの体が前に動くのです。「たーあん」をていねいに感じられているからこその動きです。

リズムをこんなにていねいに感じられるなんて、すごいなぁステキだなぁと感動したのを覚えています。

「たーあん」のリズムになる所は、フレーズ終わりでしたので、音楽を聴きながら、そのフレーズ感もきっと感じていたんですね。

「ていねい」にできるというのは、Iちゃんにとっては当たり前な、きっと自然なことなんでしょうが、素晴らしい力だと思います。

私も見習いたいです!

これからも、そのステキな力をますます磨いていってもらいたいなと思います^_^

 

♫小学4年生Yちゃん

Yちゃんの楽典テストも、いつもとってもていねいに書いてあります^_^

先日、とっても嬉しいことがありました。

楽典テストでは、音符や休符だけではなく、たくさんの「音楽記号、用語」を学ぶので、単語帳に書いて覚えてもらっているのですが…

ある日、Yちゃんの単語帳に書いてある量がすごく増えたように思い、

「あれ!?こんなに書いてたっけ!」

と尋ねると

「自分で書いてきた!」

と(T_T)

感激です。

見せてもらうとこんなにたくさん!!!

しかも、まだ楽典テストに出てきていない音符や記号もちらほら…!

復習を通り越して、予習することに気持ちが向けられたんだなぁと思い、さらに感激でした。

自分の力で学ぶことができるって素晴らしい力ですね!

レッスンの中でも、どんどん先まで練習できることが増えました。

元々、Yちゃんは、一を聞いて十を知るタイプで理解力も高いのですが、最近はその「一」を聞く前に、自分から「十」を知ろうとするようになっているようにも感じます。

先日、曲を弾き始める前に、

「何か気になるところある?」

と尋ねると

「ここがひっかかるようになっちゃった」

とYちゃん。

お家で練習していて、気になった所を伝えてくれました。

速い指回しが得意なYちゃんですが、練習しているうちにテンポが上がって、今までより弾きにくくなったようです。

でもこれは、何度も弾いているからこそ、起こることでもあります。

それに、できる所とできない所が自分で把握できるのは素晴らしいことです。

この場合は、拍子を感じることが大事です。
頭拍の音と、それを弾く指を特に意識して弾きます。

それから、速い動きの時は特に指使いも大事なので、指の順番を見直すことも行ないながら、練習します。

それでも速く動き過ぎる場合は、その指の動きを途中であえてストップさせるのも有効です!

Yちゃんとも、そのような練習を行ないましたが、その時も、私が弾く時の指の動き、自分の指の動きをよく見て、その時に練習している内容をよく理解して取り組めているなと感じました。

もし、Yちゃんが弾きにくくなった所を先に伝えなかったとしても、結果的には同じような練習をする事になったかもしれません。

でも「自分が気になった」と自発的に意識を向けられる方が、上達が早いんだろうなと思います。

翌週、

「この間の所どう?解決した?」

と尋ねると

「うん!」

と^_^

もう何も気にせずに弾けるくらいに上手になっていて、さすがでした!!!

すると、

「今度はこっちが、ここのシがぬけちゃう笑」

と教えてくれたのです。

前回とは別の場所のフレーズでしたが、やはり自分の演奏をよく聴けているんだなぁと感心します。

意識が「弾く事」に向いていると、引っかかっても、すぐに弾き直して次に進む…を繰り返してしまい、気付けばいつも同じ所で引っかかっちゃってた!という現象が起きがちです。
知らないうちに、弾き直す事が上手になってしまうわけです…!

意識を「聴く事」にも向けられていると、音楽の繋がりを大事にできます。引っかかると、音楽が繋がりませんので、弾き直せばOK!という気持ちになりにくいのかもしれません。
その不自然さや違和感に敏感になり、音楽の繋がりを優先した練習に、目を向けることができるわけです。

Yちゃんは、それができているんですね^_^

小さい頃から「聴く事」がとても得意でしたが、その力を、練習でも上手く使えているなぁと嬉しく思いました。

それに、気になる所がでてくるという事は、その他の所が整ってきている裏返しでもあります!

他にも、自分で楽譜に書き込みをしていたり、気を付けたい所にマーカーを使って分かりやすく印を付けてくれていたりと、自分がこの曲を弾く!という自覚を持って練習できているんだなと、嬉しく思っています^_^

Yちゃんには弟くんがいらっしゃいますが、弟のHくんも、最近自分で楽譜に書き込んであることが増えたので、きっとお姉さんの姿を見ているんですね。

さらに、その下の妹さんKちゃんは

「Hくんのきょくひけるよ!」

と、お兄さんのHくんが今練習している曲のメロディーを弾くのです。とても気に入っているようで、その日は何度も弾いてくれて、口ずさみながら帰っていました^_^

ご兄弟や姉妹で、イイ影響を与え合っている姿、ステキだなと微笑ましく感じています♡

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