POPSなど、歌が付いている曲は、メロディが弾けるようになると楽しいですよね。
普段弾いている曲に比べて音がたくさんあるのはもちろんのこと、音域が広かったり、リズムに特徴があったり…と、POPSならではの難しさもあります。
でも!「好きな歌を弾けるようになりたい」という気持ちに勝るものはないようです。
POPSを選んでくれたどの生徒さんも、持ち前の音感や耳の良さを生かしながら、どんどん上手になっています^_^
今月のミニブログでは、そんなPOPSの曲を頑張っている生徒さんをご紹介♪
♫年長さんの生徒さん
幼稚園で歌っているという、大好きな曲を選んでくれた生徒さん。
楽譜を渡した時には、
と、大好きな色のペンでおなまえを書いていました♡
弾きたい曲の楽譜を手にした時って、こんなに嬉しいものなんだなぁと、私も初心に返った気分でした。
こちらも歌の曲なので、音域やリズムが難しく、普段練習しているものより、レベルも上がります。
この日は、最初の部分だけ音符の色ぬりをして、そこだけお家で弾いてくることに。
すると、その翌週…
レッスンに来てすぐに、その楽譜を見せてくれたのですが、なんと、最後まで音符に色をぬってきてくれていました!
自ら進んで色ぬりをしていたそうで、メロディも最後まで全部、弾いてきてくれていました!!
好きな曲、弾きたかった曲が弾けるのが嬉しい!早く弾けるようになりたい!という気持ちが、たくさん伝わってきます。
さらに感心したのは、その色のぬり方。
タイの音は弾かないので、その部分は色をぬっていないのです。よく見ると消した跡もあります。
と、自分で気付いていたそうで、びっくり!
普段から自主性が高い彼女ですが、知らないうちに新しいことを覚え、それが定着しているんだなぁと、とても嬉しく思いました^_^
♫小学4年生の生徒さん
メロディが上手に弾けるようになり、早いうちから両手にも取り組んでいた生徒さん。
この日は、両手を合わせるのが一番難しい部分に初めてチャレンジしていました。
両手になると、片手で弾いている時には気付かない難しさが顔を出します…!
すると、彼は自分から「左手だけ」の練習を始めました。
と言った彼。
とても嬉しい言葉です!
これまでの経験、練習方法が、いつの間にか身に付いていること、自分で目標を持ってくれたことに感心しました。
彼は、その持ち前の耳の良さと記憶力の高さで、すぐに覚えることができていました!
さらに、ただ弾くだけではなく、左手の音のラインも意識できているのです。
弾く音を口ずさみながら、左手を弾いていました!
左手は、メロディのように歌詞があるわけではないので弾きにくいし覚えにくいですよね。でも、実は左手だけでもちゃんと音楽が成立しています。左手の音のラインは、音楽の要でもあるのです。
それが聴けるようになると、弾きやすく覚えやすくなります♪
さすがだなぁ!と思って見ていると、なんと目をつむって弾いていることに気が付いたのです…!
指や鍵盤を見ないでも弾けるかどうか、次のステップに自ら進んでいました!!
「覚える」という目標を達成するだけではなく、新しい目標までも自分で考えられるって素晴らしいです。
その後も、作戦を立てながら練習を頑張っています^_^
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