11月のレッスンだより「発表会を終えて♫」

毎月のレッスンブログ

「発表会を終えて♫」

◯演奏のこと

舞台での演奏、頑張りましたね^_^

みなさん、立派でした!

是非、自分自身でも、「上手くいった!」「思うように弾けた!」という所をたくさん探してください。自信にしてもらいたいなと思います。

レッスンの中でも、良かった所を自分で言える生徒さんが増えました^_^

さらに、良く弾けた時、上達した時、自分自身に拍手を送れる生徒さんも増えたのです!!

自分に拍手をするなんて珍しい!かもしれません。

最初は、ある一人の生徒さんだけでした。小学1年生の頃だったと思いますが、いつも自分に拍手をしていて、ステキだなぁと思っていたのです。

それが、とっても不思議なのですが、ここ1〜2年の間に他の生徒さん達にどんどん広がっているのです。

とても嬉しい現象で嬉しい瞬間です♡

逆に「悔しかったなぁ…!」「納得いかなかったなぁ…!」と思うところがあれば、次のステップに進むための材料にすればいいです。

レッスンの中でも「ここが間違えやすい」「ここの指が違っちゃった」と、自分で振り返られる生徒さんがとっても増えました^_^

その時に、悔しい気持ちが湧き出てきたとしても、受け止めて、アドバイスを受け入れて、チャレンジできる、そんな姿にも成長を感じています。

どちらにしても、『自分の演奏を振り返る』ということが、力になり、未来のレベルアップした自分にも繋がります。

しばらくは、普段の練習に戻りますが、発表会の練習を通して、音楽をより細かい目線で捉えることができるようになっている、そんなレベルアップも、自分自身で感じるのではないでしょうか^_^

また、その音楽に対して具体的なイメージを持つこと、それを音に反映させることにも意識を向けられるようになってきましたので、これからの演奏にも生かしてもらえたら嬉しいです!

 

ちなみに、私の小さい頃のソロの発表会の思い出はというと、ただただ早く終わってほしい…そんな気持ちて弾いていたのを覚えています…。(アンサンブルの発表会は楽しかったのですが!)

当時の先生は、色々教えてくださっていたのですが、振り返ると、ただ弾くのが楽しかっただけで、何も考えられていなかったなぁ…と思います。笑

みなさんの方が、よく考えて練習して、よく考えて演奏していますね^_^

そんな様子を、いつもすごいなぁと思って見ています!!

 

◯舞台でのこと

みなさんの、舞台での立ち居振る舞いにも感心しました。

とても素晴らしかったです。

発表会では、「おじぎ」や「手はおひざ」など、舞台ならではの立ち居振る舞いがあります。

舞台に出てパフォーマンスをする者として、立ち居振る舞いは、演奏と同じくらい大事な要素かもしれません。

・お名前が呼ばれたら舞台に出ていく
・おじぎをする
・椅子に座ったら手はおひざ
・曲名がアナウンスされたら、手を準備して、カウントをとってから弾き始める
・弾き終わったら手はおひざ
・ゆっくり椅子からおりておじぎ

レッスンの中でも「弾き始め」や「弾き終わり」普段以上に丁寧にすることを心がけて、みなさん練習してきました。

最初は、なんだか恥ずかしい…と感じる人もたくさんいたと思います。

でも、段々慣れてきて「本番の練習する!」と、その流れを自分から意識できる生徒さんが増えました。

それでも、やはり舞台に立つと緊張はします。

自分では意識がなくても、側からはそうは見えなくても、例えば身体への力の入り具合、鼓動の速さがいつもと変わらない人はいないはずです。

いつもと違う環境の中で力を発揮するのが難しいのは、当然なのです。

しかし、そんな中、演奏以外の事にも、身体が慣れてきたようです。みなさんが、落ち着いて丁寧にできていたのはすごい事だと思います。

練習してきたこと、今までの経験、また、お兄さんお姉さんの堂々とした振る舞いを見たり、反対に、小さい子たちもきちんとしている姿を見たり、他のみなさんの姿も良い影響になっているんだろうなと、感じます。

 

◯舞台袖でのこと

舞台袖でも、感動することがありました。

前の人の演奏が終わると、出番を待っている生徒さんたちが、拍手をしてくれたのです。

緊張しながら出番を待っている…そんな中でも、今、舞台で演奏している人へ気持ちを向けられている、その演奏に拍手を送れる。なんて素敵なことだろうと思います。

お友達同士が多いからかな?とも思いましたが、見ていると、お友達ではない人の時にも拍手が起こってたので、その温かさにじーんとしました。

そんな生徒のみなさんの温かく優しい心根が、舞台袖でも、発表会の温かい雰囲気を作ってくれているんだと思います!

ありがとうございます♡

さらに、ある一人の生徒さんが、自分の出番が終わり客席に戻る時に、くるっと振り返り舞台袖の方を向いて、

「ありがとうございました!」

と頭を下げて、客席に戻っていったんだそうです。

私はその姿に気付けていなかったのですが、後でその話を聞きすごいなぁ…と感動しました。

舞台袖にはスタッフさん達がいらっしゃいます。(みなさんの演奏を支えてくれている方達ですね!)

その生徒さんの「ありがとう」を聞いて、みなさん嬉しかったと思います。

「ありがとう」の気持ちを伝えてくださった生徒さん、ありがとうございました♡

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